クレジットカード不正利用の主な原因や手口は?

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現在ではネットショッピングの普及により、買い物でクレジットカードを使う機会が増えました。

もちろん、インターネット通販だけではなく実店舗でも利用できる便利なアイテムです。

  • 財布に多額の現金が入っていなくても支払いができる
  • 後払いのシステムなので手持ちがなくても欲しい物が手に入る
    毎回のショッピングでポイントが貯まってお得に使える
  • 種類によっては海外旅行損害保険が付帯される

このようなメリットがクレジットカードにはあるものの、不正利用のリスクがあると心得ておかなければなりません。

自分名義のクレジットカードを誰かに悪用されることを不正利用と呼び、以下ではその原因を幾つか挙げてみました。

クレジットカードを紛失したり盗難されたりする

クレジットカードを紛失したり盗難されたりすると、不正利用の原因となります。

  1. 財布を落としてしまってクレジットカード会社へと対応していない
  2. 第三者の手に自分のクレジットカードが渡る
  3. ショッピングなど勝手に不正利用される

上記のように盗難に遭わなくても誰かに自分のクレジットカードが行き渡ることはあり、財布をなくしやすい人は要注意です。

スキミングで磁気情報を盗まれる

クレジットカードをスキミングされて磁気情報を盗まれるのは意外と多い犯罪行為となっています。

具体的にどんな流れで不正利用されるのか見ていきましょう。

  1. クレジットカードの情報を不正に入手する
  2. 全く同じ偽造カード(クローンカード)を作る
  3. 磁気ストライプに書き込まれた情報を読み取るだけ
  4. 自分が不正利用の被害者だと気付きにくい

空き巣に入られてクレジットカードの情報を盗まれたり、取り扱い店の端末に細工をしてスキミングをするスキマーを仕掛けたりと手口は様々です。

個人情報が流出する

オンラインショッピングを利用するに当たってクレジットカードは欠かせません。

  • 現金で支払わなくても良い
  • 手数料が発生しない
  • 商品を自宅で受け取るだけで良い

こういった特徴がありますので便利ですが、決済した際にコンピュータウイルスが原因で個人情報が流出することがあります。

クレジットカードの情報も流出する可能性があり、不正利用の原因になるのは何となくお分かり頂けるのではないでしょうか。

クレジットカードの不正利用で多い手口とは?

一般財団法人日本クレジット協会のデータによると、2015年の1月~9月までの間に発生したクレジットカードの不正利用の被害額は85億円を超えていることが分かりました。

  • 自分は財布をなくすことがないから大丈夫
  • 自分は絶対に不正利用の被害には遭わないと思う

上記のように考えている方は多いものの、思わぬ被害に巻き込まれるケースは十分にあります。

そこで、クレジットカードの不正利用でどんな手口が多いのか幾つか見ていきましょう。

  • ゴルフ場や温泉施設に設置されているロッカーや貴重品ボックスを荒らし、開錠してカード情報を盗み取る
  • 電車内や駅の構内など人込みの中で財布を抜き取られて現金とクレジットカード情報の両方を盗まれる
  • 駐車されている車がターゲットで、ピッキングや破壊でドアを開けて貴重品が盗まれる
  • カード会社や銀行を装って他のWEBサイトへと誘導し、個人情報を不正に取得する(フィッシング詐欺)

知らない間にクレジットカード情報を奪われるケースはあり、想像もできないような悪質な手口はたくさんあります。

カード自体がなくても個人情報が分かれば不正利用されてしまいますし、クレジットカードにはメリットだけではなくデメリットもあると心得ておかなければなりません。

クレジットカードの不正利用に気付く2つのパターンとは?

どのようにしてクレジットカードの不正利用に気付くのか、以下の2つのパターンに大きく分けられます。

  • 高額な買い物など普段とは違った支払いがあった時にカード会社から連絡が入る
  • クレジットカードの明細書を自分で確認して身に覚えのない請求があった

サポート体制が整っているクレジットカード会社の場合、不正利用の可能性があると電話で知らせてくれるのです。

同額をひたすらカードで決済している方は、会社が不正利用に気付いて連絡してくれます。

もちろん、全てのカード会社に該当するわけではないため、明細書を確認するクセをつけておいた方が良いでしょう。

クレジットカードの不正利用に気付いたら、まず最初に以下の2つの対処をしなければなりません。

  • 自分で気付いた場合は会社へと連絡し、現在使用中のクレジットカードを利用できないようにする
  • 被害の拡大を防ぐためにカードの利用停止の手続きを行って新しく再発行する

何もしないで放置すると被害はどんどん拡大していきますので十分に注意してください。

クレジットカードの不正利用の被害を負担するのは誰?全額補償してくれる?

クレジットカードに不正利用のリスクがあると聞くと、これから作成しようと考えている方は迷ってしまうのではないでしょうか。

しかし、私たち被害者は不正利用に遭った金額を負担する必要はなく、全額補償してくれますので安心です。

日本で発行されているクレジットカードには全て盗難保険が付いていて、被害額は私たちではなく保険会社が負担する仕組みとなっています。

具体的に年会費が無料で誰でも簡単に作成できる楽天カードを例に挙げてまとめてみました。

  • 楽天カードには盗難保険が付帯されている
  • カードを不正利用された場合は紛失・盗難の届け出を出す
  • 60日前に遡って損害額を規定に沿って負担してくれる

他のカード会社に関しても概ね一緒ですし、保険会社がしっかりと負担してくれます。

所定の保険申請の手続きを行わなければなりませんが、不正利用の全額を補償してくれるのは安心できるポイントです。

  • 財布を落としてからクレジットカードを悪用された
  • 貴重品ボックスの中から財布を盗まれてしまった
  • 自宅へと空き巣に入られて現金とクレジットカードを盗まれた
  • スキミング詐欺やフィッシング詐欺に遭ってしまった

こういったケースで盗難保険が適用され、多額の現金を持ち歩くよりも安全性が高いのは間違いありません。

例えば、財布を落としてクレジットカードが不正利用されても全額補償してくれますが、現金の場合は高確率で返ってこないのです。

ショッピング枠の被害であれば原則として保険でカバーできますので安心してください。

盗難保険が適用されないケースはある?

盗難保険が付帯されているのがクレジットカードのメリットですが、全てのケースで適用されるわけではありません。

いかなる状況でも被害から守ってくれるわけではなく、盗難保険が適用されないケースを幾つか挙げてみました。

  • カードの保有者しか知りえない情報の暗証番号を入力して不正利用された
  • 申請が遅れて期間内に所定の手続きを行わなかった(2ヵ月以内に申し込みが必要)
  • 両親や兄弟など家族の誰かに不正利用された(結託した可能性が否定できない)

明細書の情報を確認せずに不正利用から時間が経ってしまっていたり、暗証番号も同時に流出したりという場合は損害額を自分で負担しなければならないことがあります。

「忘れたら大変だから・・・」という理由で、「カードの裏面に暗証番号をメモしておく」「自分の誕生日を暗証番号に設定する」と対処するのは避けるべきです。

自分に大きな過失がある場合は補償の適応外となり、実店舗での買い物やネットショッピングでクレジットカードを多用している方は十分に注意してください。